万屋工房

 失業から 開業への 奮闘日記

59 トイレ・風呂・洗面脱衣所の新設⑧ ~浴室のブロック積み・土間打ち~

浴室のサッシ窓取付が完了したので、以前に1段目まで済ませたブロック積みの続きをしていきます。

 

ドア下などの木部に防水テープを貼って

 

2段目を積んでいきます。

 

 

 

2段目完了

 

3段目と4段目の間には横筋を入れるので、ブロックの隅などをを割って加工しておきます。

 

 

この高さに混合栓シャワーも取り付けるので、止水栓用の穴を加工して

 

止水栓を取り付け



3段目を積んでいきます。

 

 

3段目完了

 

横筋を入れて

 



モルタルを入れて

 



土台の角材固定用のアンカーも取り付けます。

 

 

4段目を積んでいきます。

 

 

ブロック積み完了です。

 

次は洗い場の土間を打つのですが、まずは高さや勾配などを簡単に設計して、レベルを出して墨打ちをします。

 

 

 

砕石を締め固め、ガラの上にワイヤーメッシュを置いて

 

約120mm生コンを打ちます。

 

 

水栓の下と、出入り口に段を作るので、鉄筋とワイヤーメッシュと型枠を組んで

 

 

 

コンクリートを打ちます。

 

 

 

固まったら型枠を外して、土間打ち完了

 

 

セメントを使う左官作業は一旦ここまでで、次は浴室の壁を作る作業に入ります。

 

 つづく

 

 

58 トイレ・風呂・洗面脱衣所の新設⑦ ~風呂のサッシ窓取り付け~

トイレが完成したので、次は浴室工事の続きをしていきます。

まずは、浴槽の横の壁を解体して、サッシ窓を取り付けます。

 

使用するサッシは、現在の洗面脱衣所のサッシドア部分に付いていた物を再利用します。

 

浴室のサイズに合わせて、ガラスをカットして横幅を短くします。

 

 

枠もカットしてサイズを調整します。

 

この壁にサッシ窓を取り付けます。

 

土壁の上に塗られたモルタルを剥がして

 

 

外壁の板をめくり、土壁を解体します。

 

 

 

105mmの角材を、まぐさと窓台として入れます。

 

柱を刻んで

 

 

真ん中の柱を、まぐさの上面に合わせて切断し

 

 

角材を取り付けます。

 

サッシ枠の幅に合わせて間柱を入れて

 

防虫防腐塗料を塗って

 

サッシを取り付けます。

 

ちょうど入りました。

 

窓台の下にはコンクリートを打ちますが、防水性を考えて、一旦サッシ枠を外して、窓台の角材にアスファルトシートを巻いておきました。

 

 

型枠を組んで、コンクリートを流し込みます。

 



コンクリートが固まる間に、窓横の壁を合板で塞いでおきます。

 

 

 

 

 

外側はとりあえずこの状態で置いておき、水回り完了後に外壁を仕上げます。

 

コンクリートが固まって、型枠を外して

サッシ窓取り付け作業完了です。

 

 つづく

57 トイレ・風呂・洗面脱衣所の新設⑥ ~床材貼り・便器取り付けなど~

引き続き、トイレの工事をしていきます。

壁が完成した段階で水道の水栓などを取り付けます。

 

洋式便器・小便器の止水栓と、手洗の水栓

 

 

洗面脱衣所側の、洗面台の混合栓と洗濯機の水栓

 

 

トイレの床合板の上に、塩ビのタイルを貼って仕上げます。

 

 

 

内装が仕上がったので、便器などを取り付けていきます。

まず小便器から

 

 

 

次に手洗

 

 

 

最後に洋式便器

 

 

ウォシュレットはまだどの型を使うか検討中なので、一旦この状態で置いておき、次の作業にかかります。

 

ドアを作ります。

内側は内装に合わせて針葉樹合板を貼って、外側は杉の板を貼ります。

 

 

途中でドアノブを取り付ける穴を開けておきました。

 

塗装して

 

 

ドアノブを取り付けて

 

 

蝶番を取り付けて

 

 

取り付けます。

 

 

 

ウォシュレットを購入しようと思っていたのですが、欲しい型が結構高額なので、とりあえずは今のトイレで使っている物を使う事にしました。

 

 

 

古い足場板を使って棚を作り

 

 

ペーパーホルダーとリモコンを取り付けて

 

 

その周りにも棚を作って

 

 

 

最後にタオル掛けを取り付けて

 

 

トイレ完成です。

 

 つづく

 

56 トイレ・風呂・洗面脱衣所の新設⑤ ~トイレの壁設置(電気工事+配管工事)~

トイレと洗面脱衣所の床板まで張れたので、トイレの壁を設置します。

トイレの中は12㎜の針葉樹合板を、外は足場板の古材を貼って仕上げます。

 

まずは、柱の位置に合わせて壁面の位置を決め、墨を出します。

 

 

桟を取り付けて

 

 


同時に換気扇用のパイプを通しておきました。

 

 

床上まで通しておいた配管をつなげます。

 

右から洋式便器・小便器・手洗の水栓

 

左が洗濯機の水栓、右下が洗面用の混合栓

 

凍結防止の養生

 

古い足場板を綺麗にして

 

 

 

側面だけ先に塗装して、取り付けていきます。

 

 

 

 

 

 

 

洗面脱衣所のドアの上部分にも取り付けて、

 

 

水性ステインのウォルナットを塗って、外壁完了。

 

 

 

内壁を貼る前に、電気の配線を済ませておきます。

 

 

 

 

 

配管・水栓を金具で固定して

 

 

合板を貼っていきます。

 

 

 

 

 

同じようにステインで塗装して、内壁完了。

 

 

換気扇とフードを取り付けて

 

 

 

コンセント・スイッチのカバーを取り付けて

 

 

トイレの壁取り付け完了です。

 

 つづく

 

55 トイレ・風呂・洗面脱衣所の新設④ ~トイレ・洗面脱衣所の床板張り 他~

浴室の工事は一旦中断して、トイレと洗面脱衣所から仕上げていく予定です。

 

床板を張る前に床下の作業を済ませておきます。

まずは、サッシ窓からサッシドアに取り換えた場所の敷居の下が開いているので、塞ぎます。

 

土壁を解体した時の竹を再利用して、竹小舞を組んで

 

解体で出た土壁を再利用して、粗塗りして

 

ある程度乾いたら、中塗りをして

 

洗濯機とウォシュレットのコンセント用にアース棒を設置して接地線を引き込み

 

 

土壁がなかなか乾かないので、先にトイレの床下地を造ります。

根太を張って、断熱材を入れて

 

浴室のドアも先に取り付けておきます。

以前知り合いの不動屋さんからもらった、中古の勝手口用のドアを使います。

 

ドア枠の幅に合わせて柱を立てて

 

まぐさと敷居を取り付け

 

塗装して

 

枠を取り付け

 

 

ドアを取り付けます。

 

 

土壁が乾いてきたので、通気口用の管を入れて

モルタルで仕上げ

床下の作業完了です。

 

洗面脱衣所もトイレと同じように根太を取り付け

 

断熱材を入れて

床の下地完了

 

12mmの針葉樹合板を二重に張って

床の作業一旦完了です。

仕上げは、最後に2mmのクッションフロアを貼る予定です。

 

取り付けたドアの横が開いているので塞ぎます。

 

板を貼れるように桟を入れて、余った断熱材を入れて

 

 

板を貼って

 

塗装して、完了

 

最後に傷んだ土壁を、上塗り補修して完了。

 

 

次は、トイレの壁を作る予定です。

 

 つづく

 

54 トイレ・風呂・洗面脱衣所の新設③ ~浴室の基礎・ブロック積み~

床下の排水管、給水・給湯管の設置が完了したので、トイレと洗面脱衣所の床を張る作業に入ろうかと思ったのですが、その前に風呂の基礎工事などをある程度済ませておく方が段取り良さそうなので、先にやっておきます。

 

風呂の壁は、ブロックを4段積んで、その上はラス板を貼りモルタルを塗って、タイルか何かで仕上げる予定です。

とりあえず簡単な平面図を描きました。

外枠はブロックを4段積んで、浴槽の周りにはブロックを2.5段積む予定です。

上の図の①④の断面図です。

浴槽の下と浴室の周りそれぞれの基礎に、砕石100㎜・コンクリート100㎜を入れます。

そこに鉄筋を立てて、ブロックを積んでいきます。

 

まずは一番深い浴槽部分から

 

埋設済みの排水管の勾配が変わらないように、半分ずつ掘ります。

 

玄関の土間を解体して出たガラと、知り合いの舗装屋さんに分けてもらった砕石で

 

 

 

残りも同じように路盤をつくって

 

 

ワイヤーメッシュと鉄筋を設置して

 

 

コンクリートを打ちます。

 

 

固まったら、高さ100㎜のブロックを、浴槽の周りに置きます。

基礎石に当たって狭い場所は、ブロックを割って入れます。

 

 

次は、周りの基礎

 

設計の高さまで掘って

 

 

同じように砕石を入れて

 

風呂の混合栓用の給水・給湯管がブロックの中を通るようにして

 

 

ワイヤーメッシュと鉄筋を設置して

 

コンクリートを打ちます。

 

 

 

固まったら、ブロックを仮置きして

 

 

レベルで高さを出して、4隅のブロックを置き、糸を張って

 

 

 

設置していきます。

 

 

 

浴槽周りも設置して

 

 

横筋を入れて

 

 

モルタルを入れて

 

一段目完了。

 

洗い場部分に砕石を入れて

 

2段目のブロックを仮置きして

ブロック積みは、ここで一旦中断して、トイレと洗面脱衣所の床板張りに進みます。

 

 つづく

 

53 トイレ・風呂・洗面脱衣所の新設② ~給水・給湯管の取り付け~

排水管の取り付けが完了したので、給水・給湯管を取り付けます。

給湯管は排水管の横に埋設されていたので、そこから分岐させますが、給水管がどこを通っているのか不明でしたので、探します。

キッチンの縁の下を覗いたら、どうも玄関の方から真っすぐ埋まっているように思えたので、以前に下地合板まで張った納戸部分を掘ってみます。

 

3m幅を深さ50㎝くらい掘っても見つからず(汗)、ふっと見ると隅の方にうっすらと土をかぶったVP管を発見しました。

無駄に穴を掘って疲れた・・・

 

今の主流は、接続が容易で給水・給湯のどちらにも使えるポリブデン管や架橋ポリエチレン管らしいのですが、管や継手の費用を計算したら塩ビ管の方が安く済みそうなので、給水はHIVP管、給湯は銅管+HTVP管を使う事にしました。

とりあえずは床下の配管工事だけをします。簡単な配管図です。

青が給水、赤が給湯です。

左(縁の下)のVP管から給水・右(屋外地中)から給湯を引き込み、上の風呂用混合栓と下の洗面台混合栓に分岐します。

トイレと洗面脱衣所の床板を張った後に、洗面台の給水管を分岐して、洗濯機・トイレの手洗・小便器・洋式便器の給水管を設置する予定です。

 

材料を用意して

 

キッチンへ繋がれた16のVP管からチーズで分岐して、HIVP管を取り付け

 

 

 

さらにチーズで分岐し、16から13のHIVP管に変換するソケットをつけ

 

洗面台の混合栓と

 

 

風呂の混合栓へ

 

どちらも先端はキャップを付けて止水して、給水管の配管一旦完了。

 

同じく洗面台と風呂の混合栓に、給湯用のHTVP管を通して

 

 

 

あとはここに、地中の銅管から給湯をもってきます

 

その前に給水管の保温材だけ巻いておきます。

 

 

 

銅管の接続にはハンダ付けが必要で、これは難しそうなので知り合いの設備屋さんにやってもらいました。

 

 

 

銅管からHTVP管に変換して

 

無事に水漏れもなく完了しました。

こちらも保温材を巻いて

 

 

 

 

床下の給水・給湯管の取り付け完了です。

 

 つづく

52 トイレ・風呂・洗面脱衣所の新設① ~排水管の取り付け~

玄関・納戸・洋室のリフォームを続けていますが、洋室部分の中にトイレ・風呂・洗面脱衣所を新設する予定でしたので、その工事を始めます。

 

家購入時にイメージしたのが、こんな感じでした。

所々変更しましたが、おおむねこの通りに造ります。

 

間仕切りを済ませた今の状態がこれです。

手前がトイレ、奥が風呂、その間が洗面脱衣所です。

 

まずは排水工事をするのですが、取り付ける機器がないと排水管の位置を決められないので、ネットなどで安く買って揃えました。

 

洋式便器

 

小便器

 

トイレ用の手洗

 

洗面化粧台は、以前引き上げてきた中古品の上部を再利用します。

右は、洗濯機用のトラップです。

 

オークションで購入した、中古のバスタブ

 

風呂用の混合栓

 

これらを設置していきます。

簡単な平面図です。

 

建物の外にキッチンからの排水が通っているので、そこにつなげます。

奥のマスにトイレの排水、手前のマスに風呂など残りの排水を落とします。

 

試しに掘ってみたら、100の排水管と銅の給湯管が出てきました。

給水管が見つかりませんが、とりあえず知り合いの設備屋さんの指導のもと排水管の工事を進めます。

 

トイレ側のマス周りを掘って

 

 

基礎の石が深くまであるので、壁に管を通す穴を開けて

 

 

材料を用意して

 

古いストレートのマスを、90°合流マスに交換します。

 

 

 

トイレの設置場所に排水管を繋げ

 

 

マスの嵩上げを取り付け、埋め戻して

 

 

管まわりの土壁を補修して

 

 

トイレ側の排水、完了。

 

次は風呂側。同じようにマスの周りを掘って。

 

 

浴室の底にも、管を設置する穴を掘ります。

 

こちらは基礎の石が深くなかったので、すんなり管を通せそうです。

勾配の関係で基礎の上を通すわけにはいかず、石を割る必要があるかと思っていたので、助かりました。

 

材料を用意して

 

トラップマスの代わりに、排水管に防臭弁を取り付けて設置します。

 

 

浴槽用の排水管をつなげて

 

 

大雨の予報だったので、先に埋め戻しておきます。

 

 

浴室の洗い場の排水から、管を伸ばして

 

 

洗面脱衣所へ繋げます。

 

手前が洗面台、左が洗濯機、奥がトイレの手洗の排水です。

 

排水管工事完了です。

次は、給水管・給湯管を取り付けます。

 

 つづく

 

51 玄関・納戸・洋室のリフォーム⑧ ~サッシ戸取り付け~

12畳の洋室だった部分に、トイレ・風呂・洗面脱衣所を造る予定なのですが、洗面脱衣所にする場所には、現在サッシ窓が付いています。

これを取り外し、出入りができるサッシ戸にしようと思います。

そしてこの場所にウッドデッキを造るつもりです。

 

知り合いの不動産屋からいただいた古いサッシ戸があるので、これを何とか取り付けてみます。

 

木の枠を取り外し

 

 

 

土壁に塗られたモルタルと漆喰を剥がし、

 

 

外壁の板をめくり、

 

アルミの枠を取り外し、

 

 

土壁を解体して、

 

 

窓の下枠の木材を外し、

 

 

この角材をサッシ戸の下枠の敷居として使います。

 

 

 

 

窓の上枠の木も、高さが合わず歪んでいるので取り外し、

 

 

風呂にする部分に通してあった大引きを切って、取り付けます。

 

  

 

塗装して、

 

 

柱の加工跡に木を埋めて、

 

 

 

 

 

サッシ戸のレール枠がないので、アルミのアングルを買ってきて、ネジで固定します。

 

 

ちょうどはまりました。

 

横のすき間に間柱を立てて、塗装して、

 

 

 

レールを追加して、もらってきた網戸を取り付けて、

 

 

 

サッシ戸取り付け完了です。

 

 おわり

 

50 玄関・納戸・洋室のリフォーム⑦ ~電気工事~

洋室部分の屋根裏の内装が仕上がったので、電気工事をしておきます。

 

配線図(左)と複線図(右)を書きました。

玄関・納戸部分

 

洋室屋根裏部分

 

洋室一階部分

ここはトイレ・風呂・洗面室にするのですが、とりあえず配線だけ引き込んでおいて、電気工事は後にする予定です。

 

前工事の残りや、リサイクルできる材料 と

新たに購入した材料で

施工していきます。

 

まずは、屋根裏部分から

以前洋室部分に使用してあったブレーカーを使い、配線していきます。

   

 

屋根裏の配線完了です。

 

和室部分の照明スイッチが、露出したままだったので

位置を決めて、ボックスに収めて固定します。

再利用したスイッチが黄ばんでいます。まあいいか

 

次に玄関・納戸部分

納戸だった場所の梁にダクトレールを取り付け

玄関にはLED小型照明を4基取り付け

その他コンセント・スイッチなどの器具取り付けます。

 

 

 

 

 

 

 

玄関部分完了しました。

施工前後の画像です。

 

 

 

最後に玄関外の軒下に、防水コンセントと照明を2つ取り付けて

 

 

 

電気工事一旦完了です。

 

 つづく

 

49 玄関・納戸・洋室のリフォーム⑥ ~洋室の屋根裏部屋の粗仕上げ~

洋室の天井板張りが完了し、屋根裏部屋の空間ができたので、ここから仕上げていきます。

 

軒下との間にすき間があるので、廃材を使って塞ぎ

 

 

 

土壁の痛みや凸凹を、解体で出た土壁を再利用して補修し

 

柱・天井などを塗装します。

木部には何度も使っている、松煙・弁柄・柿渋を配合した塗料を使います。

 

 

天井の半分は竹と藁で、同じように塗れないので、アクリルのスプレーで塗装します。

 

塗装完了

 

土壁の部分に、下塗りの砂漆喰を塗って

砂漆喰の上と古い汚れた漆喰の全面に、新しい漆喰を塗って仕上げます。

 

 

漆喰塗り完了



最後に床をステインで塗装して

 

ついでに、一階の柱と梁も塗装して完了です。

 

 

施工前後の画像です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋根裏は一旦完了で、次の作業に進みます。

 

 つづく

48 玄関・納戸・洋室のリフォーム⑤ ~洋室の天井板(屋根裏部屋の床板)張り~

洋室の梁と柱が入ったので、天井板(屋根裏の床板)を張っていこうと思います。

 

その前に、以前から作ろうと思っていた馬(作業台)を作ります。

使えそうな廃材の表面を削って

 

必要な長さに切って

 

加工し組み立てて

 

 

完成。

 

洋室の天井には、以前もらった古い足場板を使います。

タッカーが無数に打ってあるので、マイナスドライバーやペンチを使って抜き

中古で買ったホイールサンダで、表面を削ります。

 

 

板を張る前に、板が当たる部分の土壁に砂漆喰を塗っておきます。

 

 

 

板張り開始

 

裏側(一階の天井になる面)は、後で塗るのが大変なので、板を張る前にステインで塗装をしています。

 

 

板張り完了。

 

 つづく

 

47 ウッドフェンス張り替え

知人から、ウッドフェンスが傷んでいるので直してほしいという依頼があり、現場に状態を見に伺いました。

取り付けて10年くらい経つようで、全体的に経年劣化で木が傷んでおり、数ヶ所は板が外れていたりします。

  

 

 

 

全部取り替えた方が良さそうなほど傷んでますが、ご予算の関係もありますので、どこまで修繕するか、どの材料を使うか、など数パターンの簡単な見積もりを出させてもらいました。

結局、表側の約19m分は新しく張り替えて、裏の約17m分は塗装だけすることになりました。

 

まずは、材料の桧の間柱を仕入れて

 

簡単な設計図を描いて

 

刻みます。

 

ネットで注文した塗料が遅れているので、先に古いウッドフェンスを解体します。

 

 

元々フェンスが付いていたようで、フェンス用のポールに木をドリルネジでとめてありました。

 

ポールが一本、根元から折れていたので補修します。

 

 

 

ポールにペーパーをかけて、鉄用塗料を塗ります。

 

 

板を張れる状態になりました。

 

ウッドフェンス用の塗料が届いたので、塗装します。

 

2度塗り完了

 

取り付け工事

取り付け完了

 

裏は塗装だけします。

 

無事工事が完了しました。

 

施工前後の画像です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ未熟なのにご依頼いただき、仕事をさせてもらってありがとうございました。

 

 おわり

 

 

46 玄関・納戸・洋室のリフォーム④ ~土壁補修・床下地・間仕切り 他~

玄関・納戸の改装が一旦落ち着いたので、洋室部分の改装をします。

 

もとは12畳の板の間でした。

 

解体後の今の状態

このスペースにトイレ・風呂・洗面室(脱衣室+洗濯場)の水回りを造る予定です。

現在は外にトイレと風呂があって、特に冬場などはいちいち靴を履いて行くのが面倒なので、当初からここに水回りを造る予定でした。

 

昨年の改装開始時に描いたイメージがこれです。

多少各部屋のサイズは変えますが、配置はそのままなので、特に図面も描かずイメージだけで造っていこうと思います。

外にウッドデッキを置いて、洗面室にドアを造って出入りでき、風呂にも湯舟の高さに窓をつけ半露天風呂のようにしたいのですが、施工のイメージが沸かないので実際はどうなるかはわかりません。

 

まずは、壁板を解体して出てきた古い土壁が傷んでいるので、解体して保管しておいた土壁を再利用して補修していきます。

 

 

補修前後の画像です。

 

 

 

 

この壁の仕上げは、漆喰か板張りかどっちかにする予定です、補修は一旦完了して、この先の作業がしやすいように床の下地合板を張っていきます。

 

根太を調整して

 

 

水回り周囲のフロアになる部分に、床板下地の合板を張ります。

 

とりあえず、これだけ

手前からトイレ・洗面室・風呂、を造る予定です。

 

天井が高いので、天井板を貼って隠すか、屋根裏部屋として使えるようにするか悩んだのですが、せっかくなので隠さず使うことにしました。

そうなればそれなりの強度がいるので、まずは試しに廃材の角材を梁として入れてみます。

 

 

これならいけそうです。

 

長い廃材がないので、仕方なく角材を買ってきて、あと3本入れてみます。

 

 

 

壁際には古い敷居を再利用して

 

ここに足場板の古材を張って、屋根裏部屋にします。

 

あとは柱に使える廃材の表面を削って

 

 

新材と廃材を刻んで

 

 

組んでいきます

手前が洗面室、奥がトイレです。

 

古いの天井板用の桟を解体して

 

 

洗面室部分の大引きが腐っていたので、その横に廃材で大引きを入れ、防腐・防虫剤を塗って

 

 

 

トイレと洗面台が仕切られたので、すき間に床下地合板を張っていきます。

 

 

ウッドショックで材料が高いし、どうせ隠れる部分なので、切れ端を使ってパッチワークです。

 

最後に、借りの照明をつけて、古い配線を全て取り外しました。

 

次は、この上に足場板を張っていく予定です

 つづく

 

45 玄関・納戸・洋室のリフォーム③ ~渋墨塗装・漆喰塗り・電気工事~

玄関・納戸の天井・壁を仕上げていこうと思うのですが、まずは土壁に塗られたモルタル壁を解体します。

 

 

床と壁のすき間に木を打って

塗装作業に入ります

 

塗料は、何度も使っている柿渋・松煙・弁柄を配合したものです。

塗装前後の画像です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塗装が終わったので、漆喰壁の仕上げをします。

養生をして、漆喰を練って

 

 

塗っていきます

 

 

 

漆喰塗り完了

 

塗料の押さえに亜麻仁油を塗って

 

 

 

解体後ずっとぶら下がっていた配電盤を壁に取り付け、配線を整理して

 

玄関納戸の改装は、床に羽目板を張ればほぼ完了ですが、隣の洋室部分の床と一体化するので、先に洋室部分の改装に入ります。

 

 つづく