万屋工房

 失業から 開業への 奮闘日記

39 母屋のリフォーム⑬ ~1階 壁板張り・ガラス戸塗装他~

母屋和室4部屋のリフォームも上から仕上げてきて、あと少しの作業で、最後の床板が張れます。

 

まずは、押し入れの壁を造ります。

 

材料は、解体で出た廃材とリビングキッチンの天井で使った羽目板の余りで

 

枠と桟木を打って

 

杉の羽目板を張って

 

 

柱や天井と同じ塗料(松煙+弁柄+柿渋)を塗って完成。

 

次は、和室と和室の間

 

こちらも同じ作業で

 

 

 

塗装まで仕上げました。

この裏面は畳の部屋になるのですが、有孔ボードを貼ろうと思います。

ホームセンターに買いに行ったのですが、一面張ろうと思ったら1万円近くするので、自作することにしました。

5mmの合板を壁面のサイズにカットして

 

黒く塗って、裏面に穴を開ける位置に印をして

 

ドリルで穴を開けていきます。

 

途中で気付いたのですが、25㎜ピッチで穴を開けると2000穴でした。

ほぼ一日かかって完成。仕上がりも悪いし買った方が良かった…

 

 

玄関横にあったガラス戸は取っ払い、敷居が残ったのですが

 

15mmの床板を張ったら段差が出来るので、同じ高さになるようにカットします。

 

 

 

水性ステイン ウォルナットを塗って完了。

 

ついでに、建具を残す古い敷居にもステインを塗っておきます。

 

 

 

縁側部分のガラス戸の枠と敷居にも

 

 

ステインを塗って

 

 

雨戸の色が浮いているので、内側の1枚だけに柱と同じ塗料を塗って

 

 

塗装の仕上げとして、松煙・弁柄を塗った所は色落ちしやすいので、手で触る可能性がある部分に亜麻仁油を塗っておきます。

 

 

 

 

最後に、畳部屋の建具の調整をしておきます。

この建具の内側だけ畳部屋にする予定ですが

 

手前の障子+ガラスの戸は撤去して、代わりに玄関横にあった全面ガラスの戸を使い、摺りガラスを全部透明ガラスにして、枠を黒く塗ろうと思っています。

とりあえず摺りガラスを全部取り外し、高さを調整しました。

 

広く感じる空間になりました。

塗装とガラス入れは、床板張りが完了してからしようと思います。

 

 つづく